エアコン、キャバクラ、生きるちから

大人になったら、熱いお茶なんて飲んだりして、安定した日々を過ごして落ち着いてゆくと思っていた日々を過ぎ、いつの間にかいかんともしがたいものばかりに囲まれて今に至る。


The Fugees - Killing me softly - YouTube



いろいろな場所を放浪カモメみたいに転々と移動しながら時を重ねる人や、なんだかんだと人に説明する理由を口にしながら親の持っているスペースに暮らし続ける人もいる。

徐々に自分でもくっつけるつもりのなかった事柄を体に引っ付け、塊魂みたいに大きく巻き込みながら日々は続いていく。くっつけたものの大きさにかかわらず、中心の自分の体や心は予想以上に成長せず、自分の姿を見てみると、経年劣化でガタがきたりしているのにむりやり動かさなければならず、途方に暮れてしまう。

もういいや、そろそろ終わりにしようと考える人がいるのも理解できるし、さもありなん、自分もそうしたいよとぼんやりした希死念慮にも似た感情がふと浮かぶ。肩をつかまれ、泥水の中にぶち込まれ、強い力で押さえられているような事態にあっても、もうすこし、もうすこしと汚れた体で立ち上がり歩かなければならないのか。

そんなことをかんがえたりしながらも、人がそんな言葉を口にしたら、いなくなってしまうことが寂しいしこわいので、ダイレクトではない言葉でサジェスチョンや物事の整理を手伝ったりする。こういう時、思考やものを見る目というのは自分の前側についていてよかったと思う。


そんな時に自分の頭に浮かぶ言葉は「でえだらぼっちみたいな3メートルぐらいのかみさんが家にいて、片手でつまんでお風呂に入れてくれたらいいな。もしくは人から教えてもらった”お風呂ロボット”完備(UFOキャッチャーみたいな装置に首筋を掴まれ移動してから、椅子がついた脱出用カプセルのような未来のシステムに入り何もせずにお風呂タイムが終わる)ができないかな。そしてモテたいなぁ…」である。

そこに深刻さや苦悩が感じられないところが自分でもどん底だなと思う。

「モテたくてパーマネントっすよ
キャバクラみたいなとこ行きたいっすね(行きたいっすね)
キャバクラみたいなとこ、もう、最高ー」
(ギ・おなら吸い込み隊:「モテたくて…」)

モテたくて・・・by ギ・おならすいこみ隊 - YouTube

この歌に描かれたイメージが、しんどい時や、どうしようもない時に頭に浮かぶ。いつもそんな感じなので、自分にガッカリする上、そんなにダメージなんてないんじゃないかとも感じてしまう。後、未だキャバクラみたいなとこに行ったことがないので、想像上のガンダーラ(理想郷)として位置させているのもいい歳をしてどうかと思う。
キャバクラに関しては、近いうちにヨシダ課長というキャバクラに関しては段位を持っているような先達に三顧の礼を尽くし、鎌倉あたりで年内に連れて行ってもらい、その場所に居るときは太鼓持ちとしてのポテンシャルを十二分に発揮しようと、イメージトレーニングは欠かしていない。

生きる力を私にください。こういう時には具体的な例をあげたほうがイメージしやすいので、具体的に表現しようと思います。
私の家にあるエアコンが5つが5つともぶっ壊れて室外機も回らない状態であり、このまま梅雨を越え夏になると熱中症で命を落とす危険性もあるので、地球の中にあるただひとつのよく回るけれど、全く間違った方向に向いてしか咲けない矢車草のような命を救えるチャンスを提示したいと思います。




いのちのサポート!

車の先端につけることで、心の痛みを軽減できます


取り付けは自分でできるので、コンゴトモヨロシク……